名古屋のシェアハウスの需要と運営方法
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名古屋で空室対策・遊休不動産の有効活用をするならシェアハウス!

シェアハウスは、首都圏では2002年頃から建ちはじめ、今や一般的な賃貸スタイルとして確立していますが、名古屋エリアではまだまだ物件数が少なく、一般化していないのが現状です。しかしながら、非常に合理的な居住スタイルとして年々、入居ニーズが高まっています。
競合物件の少ない今は、シェアハウス運営をはじめるチャンスです。コンセプトをしっかりと反映したシェアハウスをつくれば、高い入居率を実現できるでしょう。
首都圏と名古屋のシェアハウスの比較
首都圏 | 名古屋 | |
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物件数 | 1,800~2,000棟 | 約40~50棟 |
戸数 | 約30,000戸 | 350戸 |
普及しはじめた時期 | 2002年頃 | 2011年頃 |
運営事業者 | 40~50社 | 約10社 |
住宅事情に違いはありますが、首都圏に比べ名古屋のシェアハウスの数は大幅に少ないことが分かります。首都圏では飽和状態のエリアもありますが、名古屋においては十分に参入の余地があると言えるでしょう。
名古屋のシェアハウスはコンセプトで勝負!
- 首都圏でシェアハウスが人気を誇っている理由のひとつに、家賃の安さがあります。ワンルームの家賃が10万円近いエリアも珍しくない首都圏では、低家賃のシェアハウスは大きな需要があるのです。
- しかし、これは首都圏に限った話。首都圏以外のエリアで安さを追求したシェアハウスを運営しようとすると、家賃を大幅に下げなければなりません。そうなると、入居者の質が下がり、管理が大変になるのは目に見えています。たちまち、経営は成り立たなくなってしまうでしょう。
- つまり、首都圏以外でのシェアハウスは、安さではない「別の価値」を提供できるコンセプトのもとで運営しなければなりません。では、具体的にどんなコンセプトのシェアハウスが好まれているのでしょうか?
コンセプトの具体例
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シェアハウス内で外国語を話せる環境があり、語学習得に役立つ。
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ワンランク上のおしゃれなシェアハウス。家賃を高めに設定できる。
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女性好みのインテリアを採用。女性は安心して入居できる。
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設備が充実していて、部屋数が多めなのが特徴。多くの人と交流できる。
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入居者同士が交流を大事にするスタイル。キャンプや山登りなどのアクティビティなどを行うことも。
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企業家向けシェアハウス、音楽好き・パソコン好きのためのシェアハウスなど。
シェアハウスの運営方法
シェアハウスは、一般的な賃貸物件に比べ管理の手間がかかります。ハウス内のルール設定など大変なこともありますが、シェアハウスのコンセプトに合わせて決定すれば、運営はうまくいきます。もちろん、入居者の要望に合わせて柔軟にルールを変更していくことも大切です。
はじめに決めておきたいルールの例
- 掃除・ゴミ出しは管理会社側にするのか? 入居者の当番制にするのか?
- 入居者の友だちの宿泊はOKにするのか?
- 禁煙にするのか? 喫煙場所以外は禁煙にするのか?
- 冷蔵庫の使い方はどうするのか?
- 他の入居者からのクレームがあったときはどうするのか?
- 光熱費の無駄づかいで、請求金額が高くなった場合はどうするのか?
- ルールを守れない入居者には、どのように対応するのか?